日別アーカイブ: 2019年8月30日

HelveticaとUbuntu – フォントの美しさと思想(Humanness)

たまたま、プロのデザイナーさんに会う機会があった。熊本県内でトップを走っているその方は、御年70才超え。けれど、見た目は10才以上若く、デザイン以外にも社会貢献や慈善活動を積極的に展開されていて、圧巻することが多かった。

その方の仕事の話、すなわち、デザインの話になった時に「僕はフォント作成にもチャレンジしているんだ。もうかれこれ10年はかかっている」とおっしゃった。フォント作成…、これまた魅力的なことをされている。

曰く「最高のフォントはHelveticaだ」

全くの同感。TEDのロゴも、Helveticaだし、その他有名どころもHelveticaを使用している。まさしく、フォントの王者だろう。

ちなみに、僕はUbuntuも大好きだ。
専門がIT系・情報系なので、Linuxにはそこそこ親しんでいて、Ubuntuで遊んでいた時は、そのデザイン性の高さに舌を巻いたことを、今でも鮮明に覚えている。

Ubuntuとは、Linuxディストリビューターの一つで、おそらく、現在では最も有名なものだと思う。LimeとかPuppyとかでも遊んできたけど、一般的にはUbuntuが書籍含め多く情報発信されている。

Ubuntuはアフリカ語で、その意味はさまざまあるようだが、日本語サイトではしっくりくる情報がなかったので、以下のサイトを紹介する。

Ubuntu : An African Word for Humanity

“a person is a person through other persons.”
らしい。以下とも言えるそうな。

  • “A person is a person because of other persons.”
  • “I am what I am because of what we all are.”
  • “the belief in a universal bond of sharing that connects all humanity.”

僕なりには「あなたがいるから、わたしがいる。わたしがいるから、あなたがいる」という感じで、「人間は、お互いつながっているんだよ」という、感謝と愛の思想だと解釈している。

この言葉、大好きなのだ。
Linuxの思想と相まって、これまた大好きなのだ。
(Linuxについては、別途投稿の予定)

フォントでつながる世界や思想ってのも、ステキだ。
https://www.easy-ubuntu-linux.com/ubuntu-african-word.html