人間とは忘れる生き物で、覚えておく(意図したときに記憶を呼び戻す)ためには、繰り返し思い出す必要がある。
こういう話題だと「エビングハウスの忘却曲線」が有名なので、リンクだけ紹介しておく。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E6%9B%B2%E7%B7%9A
要するに「人間はすぐ忘れるので復習が大切で、どう忘れるかを把握しておけば(上記忘却曲線を意識)、復習の重要性やタイミングが意識できて良い」ということだ。
一方で話はごろっと変わるが、ノートの取り方を考えてみる。なぜノートを取るかと言うと、ぼくの場合は以下の2点が目的だ。
・アイデアを出す(発散・収束させる)
・備忘録
最近思っているのは、上記の両方をより効率的にするためには「ノートを育てる」という意識がポイントとなる、ということ。
どういうことかと言うと、ぼくの場合、以前までは、ノートに書くとそれは「過去のモノ」となって、振り返ることが1~2回しかなかったし、追記することは皆無と言っていい程していなかった。
けれど、何回も振り返って、振り返るたびに新しいアイデアや気づきが出てきて、その都度追記するようになると、
・ベースのある状態から考えることができる
・復習することで思い出しやすくなる
ということと、これが結果的に効率が良いことに気が付いた。
それに「ノートを育てる」という感じがして、自分のノートを慈しむようになった。
慈しむことでノートをさらに使いたくなる。
使うことで、さらにノートが育っていく。
そして、さらにノートを慈しむようになる。
このプラスのスパイラル、ぜひ体験いただきたい。