月別アーカイブ: 2020年10月

散策日記 〜沖縄:やちむん通り〜

「やちむん」とは「焼き物」のこと。

やちむん通りでは、沖縄の昔ながらのやちむんから、今風のやちむんまで、さまざまなやちむんを楽しむことができる。

沖縄県では、伝統的なやちむんは空港などのショップで良く目にすることができるから、正直新しい発見は期待していなくって、散歩がてらカメラを片手にテクテクと歩いてみた、という程度のノリで言ってみた。

ところが、良い意味で期待を裏切られ、新しい発見がたくさんあった。

やちむんシーサーがお出迎え

入り口では、シーサーがお出迎えしてくれる。沖縄はシーサーだらけ。それぞれのシーサーで特徴があって、全然見飽きない。やちむん通りのシーサーは凛々しい感じがステキ。

シーサーの裏手には、井戸。これは、水道が普及する前まで住民の方々が共用していたとのこと。試しに動かしてみたら水がでた。まだまだ現役のようで、どことなく嬉しくなった。

色々なやちむんと、陶芸家さんの情熱

小さな通りだが、お店がたくさんあって、そしてお店ごとに展示してあるやちむんが違うのがとても楽しい。特に今っぽい作品は、今までのやちむんのイメージを良い意味で壊してくれるモノばかり。カワイイものがたくさんあって、どこへ行っても癒やされる。

特に目を惹くのは、鮮やかな青。Okinawa Blue。

お店によっては作品を作っている陶芸家さんが営んでいらっしゃるところもあって、やちむんに対する情熱と誇り、そしてこだわりを伺うことができる。

やちむんの外側だけじゃなくて内側にも色を入れて、沖縄の海を飲んでいても楽しむことができるようにとか、ロクロを引いて造形する際の難しいポイント=技術の探求や挑戦とか。

正直、やちむんは安いとはいい難いけれど、そういうストーリーを伺うと、なるほど高い値段にも納得できる。

ふとしたことから多くの良い経験を得た、ステキな週末だった。

歩く、を考える。

懐かしのあの頃

社会人になって多少の年月が経っていて思っているのが、学生時代よりも運動量が少なくなっているのでどうにかしたい、ということだ。

小学時代はサッカーと剣道、中学時代は剣道、高校時代はバスケ、大学時代もバスケ、と結構動いていただけに仕方がないのだろう。足が吊るまでバスケをしていた、あの痛みが懐かしい。

見落としがちなのが、消費カロリーは減っていても、摂取カロリーが減らないということ。

正確には、ちゃんと意識してカロリー制限しないと「消費カロリー<摂取カロリー」となって、結果太ることになる。

「体を絞る」を意識する。

そしてここがポイントなのだが、減量ももちろ大切だけど、「体を絞る」ということがもっと大切ということ。単なる減量ではなく、体をシェイプアップして、美しい体になるのがきっといいはず。

ということで、僕は食事も気にしつつ、筋トレも継続実施している。ただ、有酸素運動をもっと増やさないと、と思っている今日このごろ。

ということで、意識して歩いていたら、なんと歩かないと気持ち悪くなってしまった。良いことだ。

とはいえ、歩きすぎも玉にキズ?

先日、約9Kmの距離を片道2時間かけて歩いてショッピングしてきた。9Kmは車ではあっという間だが、歩くと結構距離がある。侮ってはいけない。

歩いていて、6Km地点から足が徐々に痛くなってきた。しかも炎天下で歩いていたので、体力も結構削られていたのだろう。うん、疲労は蓄積するものだ。

結局最後まで楽しんで歩けたが、今の自分には片道6Kmが適した距離なのかもとも思った。歩けばいいってものじゃないのかもしれない。

ちなみん、その日は2万6千歩を歩いていた。

「歩く」にもテクニックがある気がしてきた。

陸上に技術があって、戦略立てた練習をすることでより実力が上がるように、歩くにも技術があって、上手に取り入れると「歩きのプロ」になれる気がしてきた。

少なくとも、現時点で言えることは「靴、特にソールが大切」ということ。

今は Allbirds(オールバーズ)というメーカーを愛用している。ソールだけでなく、靴全体がフカフカしていて足にフィットするので、ある程度の距離を歩いても疲れないし、豆もできない。

ソールのフカフカは、地面をリアルに感じることができて楽しいという面もある。アルファルとの硬さも、砂利道もゴツゴツも、デパートの磨かれた石タイルも、それぞれの個性を足の裏で感じることができるのは、歩くのを楽しいと思える良い刺激だ。

これから意識すること→歩くフォーム

靴はある程度楽しめているので、プラスして「歩くフォーム」も気をつけよう。手の振りとか、重心の移動とか、足裏のどこを意識して歩くか、とか。

人それぞれの癖とか骨格の違いがあるだろうから、自分にあったフォームを確立できるように試行錯誤していこうと思う。

トラベラーズノートを活用しよう。〜2021年手帳の話〜

2020年も10月。秋。この季節と言ったら、読書、食欲、スポーツ、それぞれの秋がありますが、僕は、そう「手帳の秋」の到来です。

毎年9月終わりから10月ぐらいから始まる来年の手帳合戦。そして、なぜか毎年頭を悩ます僕。もはや、これは一生解決できない悩みかもしれませんが、楽しくてしょうがない。

毎年あれこれ検討して、最後には「よし、これが一生もののオレの手帳スタイルだ」と満足も納得もしているはずなのに、毎年秋になると「もっとこうした方が…」となる。前向きに考えると、それだけ進歩しているということか。

今までの手帳のおさらい

手帳好きというか文具好きがあいまって、これまで色々と手帳も試してきた。ざっと上げるだけでも、こんな感じ↓

  • ほぼ日手帳
  • 超整理手帳
  • システム手帳(BREE、PLOTTER)
  • 冊子型(A5サイズ、B6サイズ、A6サイズ)
  • トラベラーズノート
  • 英語手帳
  • 自分手帳

その年その年で、若干、手帳の使い方や仕事のスタイル、プライベートのスタイルが変わっているから、即ち手帳に対する自分のニーズが変わっていることも、毎年悩むきっかけになっていると思う。

そんな僕は、2021年は「トラベラーズノート」で以降と決心している。

手帳の目的を考える

なぜトラベラーズノートに決めたのかを書く前に、そもそも「手帳の目的」を書いてみる。人それぞれとは思うが、僕の場合は①目標管理、②予定管理、③自分ログ、の大きく3つが手帳の目的だ。

①目標管理が一番大事だ。人は忘れる生き物なので、お気に入りで毎日見たくなる手帳を用意して、その手帳に目標を書いておいて、毎日見るようにする。そして、自分が目標にどれだけ近づいているかを管理する。それが手帳の第一義だ。

そして、そのためにも②予定管理も大切だ。要するに予定、プランニングだ。予定を立てるのは逆算して、この月に何がどういう状態であればOKと決めることが肝要だ。そうすれば、日々、自分が何を目指してどういう行動をするべきか分かるようになる。こうなれば、あとは淡々と行動するのみだ。無理しない範囲でチャレンジしている予定を立てるのが、個人的にはオススメ。昨日の自分よりもより成長するために、かかせないポイントだ。

最後に③自分ログは、①と②の振り返りだ。あとは、その日に何があって、自分がどういう気持になったのかなどを含めて書くことで、単なる作業的な記録だけでなく、思いでもプラスして残すことができるから、後で読み返すのが楽しくなる。これが結構あなどれないことで、強烈な出来事以外はあっさり忘れたりするものだから、書いておいて読み返すことで、思わぬところで自分の成長を感じたりできるので強くオススメする。

手帳の目的は人それぞれなので、自分に必要な要素を書き出し整理して「自分なりの手帳の目的」を明確にすることが大事だ。

手帳の種類の(雑な)整理

手帳にも様々な種類がある。王道なのは冊子タイプとシステム手帳だ。だいたい、この2つに大別される。

冊子タイプ

文字通り冊子形式にまとまっているタイプだ。毎年の整理がしやすく、リフィルも記載されていて一番手っ取り早く手帳を使うことができる。

最近では種類も豊富で、例えば「夢を叶える人の手帳」とか「日の長さを感じることができる手帳」とか「持てる女子の手帳」みたいなのもあったりする。

良く見ると、リフィルにとても工夫が施されていて、それぞれのテーマにあった内容となっている。もはや、手帳というより一冊の本のような感じ。正確に表現すると「自分の本のように記載することが簡単な仕組みとなっている手帳」という感じか。

サイズもA4、A5、A5スリム、A6、B5など様々ある。リフィルも同じくマンスリー、ウィークリー、デイリー、複合、…と多くの種類があるので、自分に合ったものを選ぶと良い。この選ぶ作業がまた楽しい。

システム手帳

こちらも王道の手帳。バインダーに専用リフィルを挟んで使う、いわゆるルーズリーフのような手帳だ。リフィルは別売で、しかもいろんなメーカーから販売されているので、カスタマイズ性が高いことが、冊子タイプとの一番の違いだろう。

また、バインダーもおしゃれなものがたくさんあって、周りと差をつけるなら、システム手帳が一番だと思われる。ちなみに、おしゃれな革の製品は高価なものが多いが、高価なだけはあるので、ぜひご一考いただきたい。

トラベラーズノートを選んだ理由

トラベラーズノートは、冊子タイプとシステム手帳のいいとこ取りをしたようなノートだ(と思っている)。

おしゃれで、カスタマイズ性が高く、かついつでも持参したいと思わせるもので、僕にはもってこいだ。

サイズは大小あり、僕は大きい方を愛用している。これはA4サイズの短辺と同じ長さなので、仕事で印刷した資料や、自分で作った目標管理シートなどをそのまま貼り付けたり携帯できたりする。いちいち切ったり、サイズを気にして作成する必要がないのは、とても大きな時短ポイントで、僕は重要視している。

その他、カード入れなどのリフィルも充実しているのも嬉しいポイント。

ノートリフィルは個別冊子になっているから、書き終わったあとの保管も簡単だ。ノートをゴムで挟むだけの仕組みがトラベラーズノートの一つの特長。素晴らしい。

カバーは厚めの柔らかいタイ製の牛革。革というと手入れが難しいイメージかもしれないが、トラベラーズノートの牛革カバーは厚めなのでそこまで神経質にならなくてもOK。どっちかというと雑に扱っても大丈夫そうなのなところも良いところだ。

ちなみに、僕はたまにミンクオイルを手でなじませる程度の手入れしかしていないが、牛革本来が持っている油が滲み出てくるのか、艶っぽく良い感じのエイジングをしてくれているので、眺めていて微笑ましくなる。最高だ。

そして、以外と周りにトラベラーズノートを使っている人がいないのもポイントだ。周りとかぶらない手帳ライフ。素敵だ。

2021年はトラベラーズノートで楽しむ

2020年は自分手帳だった。素晴らしいリフィルが多く含まれていて、紙質も薄くて裏写ししない手触りの良いもので、バーチカルは0時〜24時まであって、最高だった。とても良い手帳だった。

もしかしたら、2022年は、いや2021年途中から自分手帳に戻るかもしれないが、一旦はトラベラーズノートで楽しもうと思っている。

カスタマイズ爆発と、アイデア爆発させる、素敵な手帳ライフでもっと成長する。

愛用のトラベラーズノート