バックキャスティングって、「逆算して考える」ってこと。言葉が変わっただけで、一般的に言われている単語なので、構えなくて良い。
意味は同じで、異なる言葉を使う(特に日本だと横文字にする)ことで、マーケティング的に、広報的にアピールしてトレンドを作り出すって、昔から行われている手段だ。
さて、睡眠って大切だと、最近常々思う。
改善しようと思うと、決まって出てくる「習慣」という壁。
精神的にも肉体的にも「習慣」はまとわりついていて、これまた、精神と肉体がリンクしているから改善するのは一筋縄では行かない。
とはいえ、改善したい。
思うに「睡眠スタイルを改善しよう」と思ったら、多くの人はその日の夜から改善することを考えると思うが、ぼく的には、思ったその瞬間から変える必要があると感じている。
なぜならば、全てはつながっているから。
どういうことかと言うと、ここで、バックキャスティング(逆算)の考えが適用できる。
要するに、
- 今夜は、より良い質の睡眠を摂ろう
- 寝る前は読書だ、ストレッチもするぞ
- スマホやPCは使わないぞ
- 就寝3時間前から何も食べないぞ
- 夕飯はちゃんと食べたいぞ
- 間食も控えよう
などと、ゴールから逆に考えていくと、細かい部分もスケジューリングするできる。上記については、例えば以下のような感じ。
- 就寝時間は23時にしよう。たっぷり7時間は寝てみよう。
- 寝る前の読書は30分、ストレッチも30分にしよう。てことは、22時から開始だな。
- スマホやPCでの作業は21時までにしたいな。タスク整理しよう。
- 夕飯は20時だな。ふむ、意外と時間がないぞ。スマホやPCでの作業、もう一回見直すか?
- いつもは18時頃に間食してるけど、20時にちゃんと夕食摂りたいから控えよう。でも、お腹すくんだよな…
- てことで、ランチもしっかり食べてみよう。
- …
この考えを続けると、最終的に今にたどり着くのは「今、何をしよう」となる。
なので、改善しようと思った瞬間から改善が始まる。改善する必要が出てくる。
おもしろいのは、どんなに小さな一歩でも良いから、すぐに行動することがポイント、ということ。少しでも先延ばしにすると、人間、実行しない可能性が格段に上がる(と思っている)。
全てつながっている。
過去の積み重ねが「今」であり、「今」の積み重ねが自分の進む道を決める。
常に意識しておく。