シングルタスクこそが上質な仕事をする方法だ、という気づきについての投稿。
メールやメッセージは即答が基本だと考えていた。
即答することで、タスクが早く処理できるし、相手の時間もより大事にしていることとなると考えていた。
ただ最近、タスクの量が多くなってきたので、考えを改める必要があるのでは、と思ってきている。
人間は、知識を利用する・創造性を発揮するためのマルチタスクはできない、ということを、以下の書籍を読んで知った。
なるほど、うなずける。
マルチアスクは不可能ではない。諸説あるし、人による。できると言っている人もいる。けれど、きっと可能と言っているマルチタスクは、ルーチン的な、脳をあまり使わないタスクのことだ。もしくは、脳を使うことと使わないことのマルチタスクだ。
一つのタスクをクオリティ高く迅速に仕上げるには、フォーカスすることが非常に重要だ。そのためには、マルチタスクでは実現できない。そう考えるようになった。
さて、では具体的にどうするか。
スマートフォンを「おやすみモード」にする。
日本語では「おやすみモード」だが、英語では「Do Not Disturb」、要するに「邪魔しないで」だ。
「おやすみモード」とは上手な訳し方だなと思いつつ、個人的には「Do Not Disturb」の方が圧倒的に好きだ。
相手へを気遣う気持ちを持ちながら、心を鬼にして Do Not Disturb を試してみたが、これが最高に良い。一つ一つのタスクに集中して取り組むことができるので、確実にタスクをこなす(やっつける)ことができるし、質もスピードも上がる。結果、相手に喜んでもらえるし、自分の気持ちもポジティブに保つことができるなど、良い効能ばかりだ。本当に緊急性のあることは、電話してくるだろう。
Do Not Disturb の時は着信も表示されないのだけれど、着歴は残るので、こちらからかけなおせばOKだろう。
しばらく、この方法を試してみる。
今の積み重ねが未来だ。そして、未来は自分で作るものだ。
Do Not Disturb. 自分によりフォーカスして、投資して、思う未来を作る。
<追伸>
話は変わるが、iPhoneでロック画面のスクリーンショットを撮る場合は、AssistiveTouchを活用するのが一番良い。確実でシンプル。