リサイクルは行き詰まる?

アメリカのリサイクルが行き詰まっているらしい?
理由は「リサイクル費用の高騰」

なぜ高騰しているのか?
背景は中国とのこと。

中国は2018年1月まで、アメリカから出るリサイクル資源の大きな買い手だったが、リサイクル資源(段ボールやプラスチック製品など)に余分なゴミが混じり過ぎているという理由で、アメリカからの搬入を停止させたことが原因らしい。

買い手が少ないので、リサイクル業者はその分減った利益を挽回しようと、自治体への請求額を増やしている。だから、自治体のリサイクル費用が高騰しているみたいだ。

そうすると自治体としては高騰したリサイクル費用を補填するために、他の税金(住民税とか)を上げるか、住民サービスを削減するかという動きになるようだ。

ん〜、これって、リサイクルにはお金がかかるし、そのために住民が不利益を被る結果になるってことのように思える。だとしたら、リサイクルはストップになる、、、のだろうか?

現に、アメリカ大手のリサイクル企業であるWaste Management社やRepublich Services社は、リサイクリングが一番儲からないビジネスと位置づけているようだ。

リサイクル用のゴミに混じっている「汚染物質」というのも見逃せない。そうか、そういう問題も出てくるんだ、ゴミを扱い場合って。

以下はショッキングな内容だった。これが今の現実なのか…。

「リサイクリングは経済的に成り立たない。その事実を受け入れるのが早ければ早いほど、私たちはプラスチックの汚染対策で大きな前進を早く遂げることができる」。技術者で環境擁護団体Last Beach Cleanup(ラスト・ビーチ・クリーンアップ)のリーダー、ジャン・デルはそう語った。同団体は非営利団体や投資家たちと共同してプラスチック公害の削減に取り組んでいる。

アメリカのリサイクルが行き詰まる

(参考サイト)アメリカのリサイクルが行き詰まる https://globe.asahi.com/article/12287771?fbclid=IwAR0e4igzdYJm9KQXmictVU_3SpR-PxpManvSfllW-QAU4S4yVHFv7V2QPEg