トラベラーズノートを活用しよう。〜2021年手帳の話〜

2020年も10月。秋。この季節と言ったら、読書、食欲、スポーツ、それぞれの秋がありますが、僕は、そう「手帳の秋」の到来です。

毎年9月終わりから10月ぐらいから始まる来年の手帳合戦。そして、なぜか毎年頭を悩ます僕。もはや、これは一生解決できない悩みかもしれませんが、楽しくてしょうがない。

毎年あれこれ検討して、最後には「よし、これが一生もののオレの手帳スタイルだ」と満足も納得もしているはずなのに、毎年秋になると「もっとこうした方が…」となる。前向きに考えると、それだけ進歩しているということか。

今までの手帳のおさらい

手帳好きというか文具好きがあいまって、これまで色々と手帳も試してきた。ざっと上げるだけでも、こんな感じ↓

  • ほぼ日手帳
  • 超整理手帳
  • システム手帳(BREE、PLOTTER)
  • 冊子型(A5サイズ、B6サイズ、A6サイズ)
  • トラベラーズノート
  • 英語手帳
  • 自分手帳

その年その年で、若干、手帳の使い方や仕事のスタイル、プライベートのスタイルが変わっているから、即ち手帳に対する自分のニーズが変わっていることも、毎年悩むきっかけになっていると思う。

そんな僕は、2021年は「トラベラーズノート」で以降と決心している。

手帳の目的を考える

なぜトラベラーズノートに決めたのかを書く前に、そもそも「手帳の目的」を書いてみる。人それぞれとは思うが、僕の場合は①目標管理、②予定管理、③自分ログ、の大きく3つが手帳の目的だ。

①目標管理が一番大事だ。人は忘れる生き物なので、お気に入りで毎日見たくなる手帳を用意して、その手帳に目標を書いておいて、毎日見るようにする。そして、自分が目標にどれだけ近づいているかを管理する。それが手帳の第一義だ。

そして、そのためにも②予定管理も大切だ。要するに予定、プランニングだ。予定を立てるのは逆算して、この月に何がどういう状態であればOKと決めることが肝要だ。そうすれば、日々、自分が何を目指してどういう行動をするべきか分かるようになる。こうなれば、あとは淡々と行動するのみだ。無理しない範囲でチャレンジしている予定を立てるのが、個人的にはオススメ。昨日の自分よりもより成長するために、かかせないポイントだ。

最後に③自分ログは、①と②の振り返りだ。あとは、その日に何があって、自分がどういう気持になったのかなどを含めて書くことで、単なる作業的な記録だけでなく、思いでもプラスして残すことができるから、後で読み返すのが楽しくなる。これが結構あなどれないことで、強烈な出来事以外はあっさり忘れたりするものだから、書いておいて読み返すことで、思わぬところで自分の成長を感じたりできるので強くオススメする。

手帳の目的は人それぞれなので、自分に必要な要素を書き出し整理して「自分なりの手帳の目的」を明確にすることが大事だ。

手帳の種類の(雑な)整理

手帳にも様々な種類がある。王道なのは冊子タイプとシステム手帳だ。だいたい、この2つに大別される。

冊子タイプ

文字通り冊子形式にまとまっているタイプだ。毎年の整理がしやすく、リフィルも記載されていて一番手っ取り早く手帳を使うことができる。

最近では種類も豊富で、例えば「夢を叶える人の手帳」とか「日の長さを感じることができる手帳」とか「持てる女子の手帳」みたいなのもあったりする。

良く見ると、リフィルにとても工夫が施されていて、それぞれのテーマにあった内容となっている。もはや、手帳というより一冊の本のような感じ。正確に表現すると「自分の本のように記載することが簡単な仕組みとなっている手帳」という感じか。

サイズもA4、A5、A5スリム、A6、B5など様々ある。リフィルも同じくマンスリー、ウィークリー、デイリー、複合、…と多くの種類があるので、自分に合ったものを選ぶと良い。この選ぶ作業がまた楽しい。

システム手帳

こちらも王道の手帳。バインダーに専用リフィルを挟んで使う、いわゆるルーズリーフのような手帳だ。リフィルは別売で、しかもいろんなメーカーから販売されているので、カスタマイズ性が高いことが、冊子タイプとの一番の違いだろう。

また、バインダーもおしゃれなものがたくさんあって、周りと差をつけるなら、システム手帳が一番だと思われる。ちなみに、おしゃれな革の製品は高価なものが多いが、高価なだけはあるので、ぜひご一考いただきたい。

トラベラーズノートを選んだ理由

トラベラーズノートは、冊子タイプとシステム手帳のいいとこ取りをしたようなノートだ(と思っている)。

おしゃれで、カスタマイズ性が高く、かついつでも持参したいと思わせるもので、僕にはもってこいだ。

サイズは大小あり、僕は大きい方を愛用している。これはA4サイズの短辺と同じ長さなので、仕事で印刷した資料や、自分で作った目標管理シートなどをそのまま貼り付けたり携帯できたりする。いちいち切ったり、サイズを気にして作成する必要がないのは、とても大きな時短ポイントで、僕は重要視している。

その他、カード入れなどのリフィルも充実しているのも嬉しいポイント。

ノートリフィルは個別冊子になっているから、書き終わったあとの保管も簡単だ。ノートをゴムで挟むだけの仕組みがトラベラーズノートの一つの特長。素晴らしい。

カバーは厚めの柔らかいタイ製の牛革。革というと手入れが難しいイメージかもしれないが、トラベラーズノートの牛革カバーは厚めなのでそこまで神経質にならなくてもOK。どっちかというと雑に扱っても大丈夫そうなのなところも良いところだ。

ちなみに、僕はたまにミンクオイルを手でなじませる程度の手入れしかしていないが、牛革本来が持っている油が滲み出てくるのか、艶っぽく良い感じのエイジングをしてくれているので、眺めていて微笑ましくなる。最高だ。

そして、以外と周りにトラベラーズノートを使っている人がいないのもポイントだ。周りとかぶらない手帳ライフ。素敵だ。

2021年はトラベラーズノートで楽しむ

2020年は自分手帳だった。素晴らしいリフィルが多く含まれていて、紙質も薄くて裏写ししない手触りの良いもので、バーチカルは0時〜24時まであって、最高だった。とても良い手帳だった。

もしかしたら、2022年は、いや2021年途中から自分手帳に戻るかもしれないが、一旦はトラベラーズノートで楽しもうと思っている。

カスタマイズ爆発と、アイデア爆発させる、素敵な手帳ライフでもっと成長する。

愛用のトラベラーズノート