教育委員会の訪問メモ

とある自治体の教育委員会を訪問して、検討している課外授業についてその背景から内容までを説明した。対象は小学生か中学生。

先方は2人。最初は硬い雰囲気で訝しげだが話を聞いてくれた。説明していてもリアクションが薄く、否定的に捉えられているのだろうと内心思っていたが、職業体験に似たその検討内容に共感をもっていただけた部分もあり、生徒の役に立ちそうだ、というコメントをいただけた。

ただし、授業計画は(もちろんだが)すでに決まっていて、しかも空き枠などないので、課外授業と言えども、入れ込むことはできない、とのこと。また教育委員会から学校へも紹介などすることはできないとのことだった。

生徒のためになるということであれば、少しは紹介くらいしてもらえないものか…と思ったが、説明時間をいただけて、その上コメントいただけただけでもOKとする。次は学校の校長先生に説明に行く予定。

それにしても、話をしていて思ったのが、やはり縦割り、かつ、大変そうということ。「大変」という抽象的な表現では正確に現場を把握できているとは言えないが、きっと本人は大変なのだろうから、新しいことへのチャレンジはしにくいと思われる。

教育委員会って、学校のオーバーヘッド的な役割だから、革新的になれば、学校現場ももっと変わるのだろうか?とはいえ、学校の先生も千差万別だから、教育委員会が変わるだけじゃ、教育現場も変わらない、か。

日本の教育を憂いてしまう。同士を集めたい。

海外の教育現場は、どうなんだろう?日本以外も知りたいと思った。