Googleカレンダの設定と、判断は夜じゃなくて朝にすべしという教訓。

Googleカレンダには「マイカレンダ」という機能がある。用途ごとにカレンダ作成できる機能で、僕は「仕事」とか「自己研鑽」とか、そういうカテゴリで使っている。

このマイカレンダは、Googleカレンダの画面左側に表示されていて、順番は新しく作成されたものから上に表示され、かつ、順番はそのままだと変更できない。

なので、順番を変更する場合は、各マイカレンダの名称を例えば頭文字に「00」とか「01」とかナンバリングしてあげる必要がある。こうすれば、名前の先頭部分で若い順に表示されるので、ある意味、自分の好きな順番で表示させることができる。

このマイカレンダの順番は、地味なところで効いてくる。予約を新規作成した際に、どのマイカレンダなのかを設定する部分があるが、デフォルトで入るのが先頭のマイカレンダだし、選択する順番(リスト表示される順番)は、マイカレンダの表示順番なのだ。

個人的に一番厄介なのは「デフォルトの値」。何が厄介かというと、デフォルト値=先頭のマイカレンダが、他の外部アプリ連携時に自動で選択される、ということだ。具体的には、WebexというZoomと同類のWebコミュニケーションツールがあるのだが、GoogleカレンダとWebexを連携させて、Webexで会議予約・スケジューリングをすると、先頭のマイカレンダのカテゴリでGoogleカレンダに予約登録される(自動反映される)。

一つのカレンダのみを、他の仲間を共有しているのだが、どうも共有しているカレンダは優先して先頭に表示されるようで、名前冒頭に「02」をつけても、なぜか「01」が先頭に表示されない…。Webexの自動反映は、共有したくないのに…。

散々調べたけど情報がなく、どうやらマイカレンダの表示は柔軟に変更できず、上記のとおり、名前の先頭に数字をもってくることで対応するしかない模様。結局、こういうものだ、と断念。

失敗したのは、夜にこの作業を行ったこと。

とあるサイトには、以下の手順が紹介されていた。

1)対象のマイカレンダをエクスポート
2)対象のマイカレンダを削除
3)マイカレンダを新規作成
4)新規作成したマイカレンダに1のファイルをインポート

素直に従って、エクスポートして削除したのが運の尽き。どうやらちゃんとエクスポートされておらず、全部が無に帰してしまった(涙)

スクリーンショット 2021-07-12 22.58.18
インポート失敗画面。OKじゃないよ、本当…。

本来ならば、以下の手順を踏むべきだ。

① 対象のマイカレンダをエクスポート
② マイカレンダを新規作成
③ 新規作成したマイカレンダに1のファイルをインポート
④ ②のマイカレンダにデータが反映されていることを確認
⑤ ①のマイカレンダを削除

冷静に考えたら分かる話だし、普段ならできているのに、どうして…(涙)やはり、大事な決断や作業は夜ではなくて、朝に実施しべきだ。文字踊り、身にしみた(とほほ…)。

ま、仕方がない、良いネタができたということで、前向きにやっていこう。

それにしても、Googleのサービスにしては、あまり柔軟に設定変更ができないな、と思った。正直意外。もしくは、何かの考えがあって固定されているのか?痛い思いして、興味が湧いてきた。怪我の功名…か?

(追伸)
インポートできなかったのは、エクスポートしたファイル(Zip)のまま、インポートしようとしたことが原因だった。回答してicalファイルをインポートしたら、無事に復活させることができた。ふぅ、一安心。