通信会社が自動車メーカに特許料要求。これも新しい時代の流れか。

自動車が「移動のビジネス」から「空間のビジネス」と言われるようになって時間が経過したが、構想から実装へとシフトしていっているのは明白だ。

そんな中、以下のニュースは、実装が進んでいて現実から普遍となる機運が徐々に高まっているな、と感じずにはいられなかった。

ノキアなど通信48社、車の特許料要求 トヨタなど3社に、つながる車、技術戦略に転機

今までは、車と通信は関係なさそう、もしくは関係が遠そうというイメージだが、コネクティッドカーとか5G・6G、自動運転という技術革新と、自動車との融合が進めば、関係性が高くなるどころじゃなく、一体となるわけだ。

技術や人類の進化は続く、ということだな、としみじみと感じてしまう。

通信技術について、各社から、自動車メーカへ特許料が要求されるとは、自動車メーカも当初は考えていなかっただろう。検討を進めるうちに、これはまずいな、と気づいたのかもしれない。

個人的には、さらに自動運転が普遍的なものになって、空気のような存在になる、かつ、国策として自動運転技術の革新を進めるような流れになれば、特許料は国が支払うことになるのかもしれないな、と思っている。

企業戦略は置いといて、一消費者としては、利用料は安いにこしたことはないな、と思ってしまうのだった。