休眠預金は、毎年1,200億円も発生
10年以上取引がない口座=休眠預金は、過去の実績をみると、毎年1,200億円程度も発生しているようだ。
そのうち、500億円は払い戻しされているようだが、差し引いても700億円は増えている計算になる。
数字で見ると、結構な金額だな…。
そして、この休眠預金を活用しようという動きもあり、内閣府の施策で「民間公益活動促進のための休眠預金等活用」という施策があった。活用について議論が繰り返されている。
さらに、2016年に「休眠預金活用推進議員連盟」というものが設立されて、検討・活動を進めている模様。そんなものまであったのか。知らなかった。
HPトップの写真がぼやけていて怪しい感じだが、内閣府の関連ページにリンクが貼ってあるので、怪しい団体ではないと信じたい。
そもそも休眠預金とは?
残高1万円以上あり、9年以上の取引がない場合は、休眠預金予備軍となるようで、予備具には通知が届く模様。
通知がきても放置しっぱなしか、もしくはそもそも通知が届かない場合は休眠預金と判断されて、預金保険機構に移管されて、民間公益活動に利用されるようだ。

【政府広報オンライン】放置したままの口座はありませんか?10年たつと「休眠預金」に。
民間公益活動に活用される休眠預金
せっかく貯めたのに使わずに、休眠預金とみなされて、使われるって少し悲しいと思いつつ、「民間公益の活動ってなんだ?」と思って軽く調べてみたところ、どうやら、NPO団体などのへの助成金として使われるようだ。
地域住民や世界・社会のために良い取り組みをしているけど、資金面で苦慮しているNPO団体に使われるのはありだと思った。そう考えると、なるほど、良い仕組みなのかもしれない。

それにしても、こういう活動団体もあったのか。本当、世の中にはいろんな仕事や団体、活動があるな。
知れば知るほどおもしろい。NPO設立したら、ぜひ活用させていただきたいものだ。