月別アーカイブ: 2022年4月

運用体制やフローを整えることの重要さ。

気胸で入院中、術前の検査を何度か受けたのだが、すんなり検査してもらえるときと、そうでないときがあった。

「気胸は安静にすべし」ということで、院内の移動は基本車椅子で連れて行かれる。この日は、何やら慌ただしい雰囲気。検査が終わってからも30分程度、お迎えの看護師さんを待っていた。

迎えに来てくれた看護師さん(その日の担当)に聞いてみると、「搬送係という方がいて、普段は患者を検査に連れて行ってくれたりするんだけど、今日はその係の人が何人も休んでしまった。他にも欠員が出ていて、その上、今日は入院が多くて戦場と化している」とのことだった。

入院して気づいたのは、医療スタッフも分業制で回っているということ。

お医者さん、看護師さん、運搬係、事務といった具合だ(多分、もっといる)。分業で効率よく回っている分、欠員が出たらどこかがカバーする必要も出てくるし、極端に言えば縦割りのようなものなので、お互いが業務の詳細を把握しているわけではない。

しかも、今の時代だからきっと病院の経営的にも、最少人数の人員しか雇用していないかもしれない。そうなると、欠員が出てしまったら戦場と化すのは当然だ。

極端な言い方かもしれないが、少子高齢化って、こういうエッセンシャルな職場でもストレートに影響してくるんだな、と実感した。

以前の投稿でも同じようなことを書いたが、一応IT系で生きてきた自分としては、どうにか楽にできないか、と考え込んでしまうのだった。

Linux Mint で作業環境を構築してみた。

中古ノートPCを購入。ヤフオクで、中古相場が3万円の Let’s note を安く落札できた。ラッキー。

ただ、10年くらい前の機種でスペックが低いので、Ubuntuを入れてみたが、どうもメモリ不足で動きがもっさりしているので、かなり久しぶりにLinux Mintを試すことにした

結論、かなりサクサク動く。

Linux Mint って、優秀だ。そもそもの思想的に、低スペックPCでも動くようになっているのもあるが、とにかくサクサク動いてくれるし、正直、他のOSと同等の利用感だ。

それに、最近はSaaSよろしく、大抵がWebブラウザで動くから、僕が求めている環境は標準搭載されているFirefoxで、ほぼ実現できる。ちなみに、以下。

  • Notion ←FirefoxでOK
  • Pythonの開発環境としてテキストエディタ ←標準エディタで十分
  • Teams ←アプリの方が便利
  • GmailとかGoogleのサービス ←FirefoxでOK

これだけというのもあるが、全く不便なく使えている。

ちなみに、Teamsは以下のURLを参考にDL完了。簡単にいうと、Mintに標準で入っている「ソフトウェアマネージャ」を起動させて、検索窓でTeamsを探してインストールすればOK。

How to Install Microsoft Teams on Linux Mint

Mintのソフトウェアマネージャの画面

Pythonの開発環境も、ターミナルと標準テキストエディタを駆使すればOK。大規模な開発だと、Visual Studioとか使いたくなるだろうけど、そうでなければ十分だし、操作に慣れればむしろサクサク開発できる。

試しに使い始めたMintだけど、これがきっかけではまっていくかもしれない。

看護師不足について少し調べてみた。

気胸で入院している時、看護師さんと色々と話ができたのだが、「看護師が足りない」とおっしゃっていたのが気になった。

この病院で看護師やってもいいよ、という知り合いがいたら紹介してほしい(笑)とまで言われた。冗談交じりという感じだが、半分は本気な気がした。

日本の看護師は不足しているのだろうか?

ググってみると、2007年と少し古いが、厚生労働省の資料が出てきた。

【厚生労働省】コメディカル不足に関して〜看護師の人数と教育〜

この資料を見るに、「離職者が多い」という文字に目が止まった。かつ、一般的に離職してから復職する率がある程度あるが、看護師は復職率が低い、とも書いてある。

離職理由としては、以下が挙げられていた。

  • 一人分の業務量が多い
  • 余裕のないシフト
  • 現場で求められる能力と学んできたことのギャップ

細分化すると、事故への不安や、キャリアアップの困難さ、そしてプライベートとの両立の困難さがあるようだ。

また、電話受付やカルテの出し入れなどの他の職種も不足しているから、看護師がカバーしているとも書いてある。

これでは、看護師が離職するのも当然だと思った。

入院して分かったが、看護師さんは患者の一人ひとりに向き合って観察している。そして、その観察結果を記録している。

一日に複数回、定刻に検査(体温、血圧、酸素量)にくるし、その際に患者の様子も聞く。専用の移動テーブルに、記録用のPCや医療セットを載せてやってくる。検査や気づいたことの結果はPCに記録している。

厄介なのは、いろんな患者がいるということだろう。特に高齢者は、赤ちゃんと同じなので、何をするか分からないし、わがままだ。言ったことを守らない。そのせいで、転んで怪我をしたり、病状を悪化させたりする場合もあるだろう。

そうなると家族から病院が責められることになるだろうし、そもそも入院患者のケアができてないということは、看護師さんの本意ではないはず。

だから、とても丁寧にケアしてくださる。だからこそ、業務量が増える。単純なことではない。

一応、ITの世界に身をおいている僕としては、テクノロジーでどうにか看護師さんを楽にできないものか、と思いつつ考えてはいるものの、患者を観察して記録するから、ITで効率化できる要素もなかなか見当たらない気がしている。

何かあるかもしれない。せっかく入院しているのだから、もう少し看護師さんを観察してみよう。

ちなみに、OECDの2021年報告書によれば、日本の看護師はOECD平均より高い水準となっている。この結果では十分とか不十分とか論じることはできないかもしれないが、少しでも医療現場の業務環境が向上していることを願うばかりだ。

【OECD】図表で見る医療2021年版

人生初のICU。

気胸の手術を終えて、ICUへ。人生初。ドラマに出てくるような場所で、自分の体に点滴やら尿管やら、たくさんの管がつながっていた

ICUは Intensive Care Unit 、すなわち集中治療室の略称だ。なので、そういう患者が集まっている。僕は術後だから特に経過を注意しないといけない、ということでICU入り。

一泊2日の予定。手術のために全身麻酔で眠らされていたのもあり、かつ、ICUではいろんな装置のブザー音が鳴っていることもあり、「眠れなかったら眠剤を出すから遠慮なく言ってね」と看護師さんに告げられた。

確かに、静かになることはなかった。何かしらの装置、特に心電図の音は常に鳴っていて、頻繁にけたたましく鳴っていた。患者の状態が良くないですよ、的な、ドラマでよく見るあれだ。

もちろん、僕にも心電図がついていた。体につけてあるセンサーに触れると、どうやら影響するようで気にする必要があった。

特に、痒みとの戦い。

気胸初日に、胸に穴を開けて管を入れてもらったので、上半身はシャワーを浴びることもできず、結局入院してからそのままなのもあり、どうも上半身が痒くてしかたがない。

我慢できなくなってかいてしまうのだが、そうすると心電図のアラームが鳴る。なるほど、こんな感じでも鳴るのか、と勉強になった。ちなみに、アラームが鳴っても看護師さんは駆けつけず。なるほど、こんなもんなのだ。さすがに、プロは慣れてらっしゃる。

結局、自然と寝ることができた。僕は寝るのは得意なのだ。騒がしいICUでも寝ることができたから、より自信がついた。

Ubuntu MATE 22.04 Jammy Jellyfish に MS Teamsをインストールする方法。

Teamsをよく使うので、Ubuntu MATE 22.04 Jammy Jellyfish にもインストールしてみた。が、少し手間取ったので、以下のとおりまとめておく。誰かの役に立てたら幸い。

結論

以下でサクッとインストール完了。

$ sudo snap install teams

注意点

  • GUIでインストールした場合は、インストール完了するも、Teamsを起動すると添付の画面で止まってしまい、起動完了できない。
  • Terminal で「 sudo apt intall teams 」としても、同じ症状が出てしまう。
  • なぜか、snap だと起動できる。
Teams がうまく起動できない状態。エラーなども吐かれない。

経緯(試したこと)

MSのサイトで Teams for Linux をダウンロードして、ダウンロード下ファイルを実行→インストールと、GUI(表示される画面)にしたがってポチポチとクリックすれば、インストールは完了した。

大体は、あとはこれで Teams を起動したら、ログイン画面に進んで無事に起動、となるはずだが、上図のように、起動の途中で止まってしまう。

アンインストールしてもやっぱりダメで、同じ症状が出てしまう。

Teams のブラウザ上で起動できるので、それで対処しようとトライしたが、なんと Firefox は対応していない模様。Chrome をダウンロードして試したが、正常に起動できた。

ただ、Ubuntu だし、使っているPC(10年前くらいの Let’s note CF-SX2)なのでスペックも高くないから、メモリをガンガン消費しまくる Chrome は少し辛い。

ということで、Firefox にこだわって、なんとか Teams をデスクトップアプリとして起動できないかを探ることに。

Ubuntu のコミュニティ(掲示板)に投稿したら、「Terminal から起動したら情報ゲットできると思うよ?」とのコメントあり。

なるほど、たしかにそうだ。GUIに慣れすぎていた。Geek になるために Terminal ともっと仲良しになろう。

ということで、以下を実行。参考サイトも分かりやすかった。

$ sudo apt install teams

無事にインストールが完了。念のためPCを再起動して、以下のコマンドで Teams を起動。

$ teams

しかし、またしても同じ症状が出てしまった。

さて、どうしたものか…。少し考えて、ふと「そういえば、snap って使ったことないな」と思い、試してみることに。

$ sudo snap install teams

すると、無事にインストールも完了し、同じくコマンド起動したら無事に Teams が起動してくれた。その後も、MSにサインインして、正常に動作してくれた。

こういうこともあるもんだ。勉強になった。

参考サイト

How to install Microsoft Teams on Linux

医療スタッフは、やっぱり忙しい。

気胸で緊急オペ→入院してしまった。詳細は別途投稿とするが、医師や看護師、事務まで含めた医療スタッフは、やはり忙しいと感じている。特に、医師と看護師。

幼少期以外で1週間以上入院することになるが、2日目の今日でも思う。特に看護師。

いろんな患者がやってくる。結構な短い感覚で。退院したと思ったら、新しい患者がやってくる。

患者も千差万別で、肺疾患+精神疾患の方もいらっしゃる。こういう方のケアも大変だ。

常に大声を出している。誰かが近くにいないと不安らしい。けど、看護師さんは分かっていても他の患者のケアもしないといけないから、行けない。

そうすると、その方はずっと大声を出している。すると周りの患者が怒り出す。

誰もが正しいという状態。一方で対処する側は時間も労力も限られている。解決するための良いアイデアがないものかと、考えてみたが、良いものが浮かばず…。

入院中に思いつくことはできるだろうか。何かしたい。

Ubuntu の wifi が動作不安定だったので頑張って解消しようとしたけど、結局、様子を見ることにした話。

10年前くらいのだけど状態が良い Let’s note を、ヤフオクで落札。届いてみたら、本当に状態が良くてびっくり。ほとんど使われていなかったのでは?と思えるくらいのキレイな一品で大満足。

とはいえ、OSがWin7だったので、Linux使いたい気持ちを抑えきれずに Ubuntu MATE Jammy Jellyfish 22.04 を入れてみた。ちょうどローンチされたばかりだり、ちょうど良い。(ちなみに、その前には Linux Mint を入れてみた。動作安定していてなんの遜色もなく使えて、素晴らしいと感動した次第)

Free wifi を使っていると、Free wifi の時間制限でセッション断するタイミングで、こちらの wifi が変になる。具体的には、wifiのインタフェース部分が「デバイスの準備ができていません」と表示されてしまう。Free wifi じゃなければ問題なく使えるのに、なぜだろう…?

以下、ifconfig の結果。

hiro@CF-SX2JEADR:~$ ifconfig
enp0s25: flags=4099 mtu 1500
ether 04:20:9a:41:df:17 txqueuelen 1000 (イーサネット)
RX packets 0 bytes 0 (0.0 B)
RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0
TX packets 0 bytes 0 (0.0 B)
TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0
device interrupt 20 memory 0xf7f00000-f7f20000

lo: flags=73 mtu 65536
inet 127.0.0.1 netmask 255.0.0.0
inet6 ::1 prefixlen 128 scopeid 0x10
loop txqueuelen 1000 (ローカルループバック)
RX packets 247 bytes 22877 (22.8 KB)
RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0
TX packets 247 bytes 22877 (22.8 KB)
TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions

wlp2s0: flags=4163 mtu 1500
inet 10.51.158.213 netmask 255.255.252.0 broadcast 10.51.159.255
inet6 fe80::7c35:93f6:309:ba30 prefixlen 64 scopeid 0x20
ether 64:80:99:64:a2:e4 txqueuelen 1000 (イーサネット)
RX packets 25560 bytes 33273876 (33.2 MB)
RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0
TX packets 7535 bytes 673521 (673.5 KB)
TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0

このPCで使っているwifiのインタフェースは wlp2s0 らしい。wifiで通信できているときは、上記のようにIPアドレスが振られているが、通信できていないときは、もちろん表示されない。

色々とぐぐってみると、デバイスドライバをアップデートしたら安定した、という情報があった。OK試してみようと、まずは今のドライババージョンとか情報をチェックしたくなった。

以下が、sudo lshw -C network の結果。

hiro@CF-SX2JEADR:~$ sudo lshw -C network
[sudo] hiro のパスワード:
*-network
詳細: イーサネット interface
製品: 82579LM Gigabit Network Connection (Lewisville)
ベンダー: Intel Corporation
物理ID: 19
バス情報: pci@0000:00:19.0
論理名: enp0s25
バージョン: 04
シリアル: 04:20:9a:41:df:17
容量: 1Gbit/s
幅: 32 bits
クロック: 33MHz
性能: pm msi bus_master cap_list ______ physical tp 10bt 10bt-fd 100bt 100bt-fd 1000bt-fd autonegotiation
設定: autonegotiation=on broadcast=yes driver=e1000e driverversion=5.15.0-23-generic firmware=0.13-4 latency=0 link=no multicast=yes port=twisted pair
リソース: irq:29 メモリー:f7f00000-f7f1ffff メモリー:f7f41000-f7f41fff IOポート:f080(サイズ=32)
*-network 無効
詳細: 無線インターフェース
製品: Centrino Advanced-N + WiMAX 6250 [Kilmer Peak]
ベンダー: Intel Corporation
物理ID: 0
バス情報: pci@0000:02:00.0
論理名: wlp2s0
バージョン: 5e
シリアル: 64:80:99:64:a2:e4
幅: 64 bits
クロック: 33MHz
性能: pm msi pciexpress bus_master cap_list ______ physical wireless
設定: broadcast=yes driver=iwlwifi driverversion=5.15.0-23-generic firmware=41.28.5.1 build 33926 6050-5.uc latency=0 link=no multicast=yes wireless=IEEE 802.11
リソース: irq:33 メモリー:f7d00000-f7d01fff

ん?「*-network 無効」って表示される。これが原因か?


けれど、デスクトップ右上のNWのアイコンをチェックするに、wifiは有効になっている。試しにこの状態で ifconfig してみると、以下の通り、wifiが表示されなかった。

hiro@CF-SX2JEADR:~$ ifconfig
enp0s25: flags=4099 mtu 1500
ether 04:20:9a:41:df:17 txqueuelen 1000 (イーサネット)
RX packets 0 bytes 0 (0.0 B)
RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0
TX packets 0 bytes 0 (0.0 B)
TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0
device interrupt 20 memory 0xf7f00000-f7f20000

lo: flags=73 mtu 65536
inet 127.0.0.1 netmask 255.0.0.0
inet6 ::1 prefixlen 128 scopeid 0x10
loop txqueuelen 1000 (ローカルループバック)
RX packets 14332 bytes 1071907 (1.0 MB)
RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0
TX packets 14332 bytes 1071907 (1.0 MB)
TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0

なるほど、ハードウェアが認識されなくなっているのか。そりゃ、通信できないわ。wifiが有効になっているのと、ハードウェアが認識されているのは、別なのか。。。

PCを再起動すると認識してもらえる。そして、もちろんwifiも使える。
ということで、症状をまとめると、以下だと分かった。

  • Free wifiを使うことができるが、セッションタイムアウトでwifiルータから一方的に切断されると、wifiのハードウェアが認識されない状態になる。ただし、ソフトウェア上はwifiONになっている。
  • PCを再起動すると通常通り使える。すなわち、PC起動中のプロセスでwifiのハードウェアインタフェースもONになるのだろうが、その際はちゃんと認識される
  • Free wifi のセッションタイムアウトのように、wifiルータ側から一方的に通信断されるとハードウェアはOFFになるがソフトウェア的にはwifiONのまま。

ということで、wifiのハードウェアを手動でONにしてみることに。

しかし、以下のエラーが出てONにならず。

hiro@CF-SX2JEADR:~$ sudo ifconfig wlp2s0 up
SIOCSIFFLAGS: 入力/出力エラーです

ググってみたけど、ドライバが正常に動作してない場合とかによく出るメッセージの模様。よし、やっぱりドライバを最新にしてみるか。。

以下、lspci の結果。

hiro@CF-SX2JEADR:~$ lspci
00:00.0 Host bridge: Intel Corporation 3rd Gen Core processor DRAM Controller (rev 09)
00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation 3rd Gen Core processor Graphics Controller (rev 09)
00:04.0 Signal processing controller: Intel Corporation 3rd Gen Core Processor Thermal Subsystem (rev 09)
00:14.0 USB controller: Intel Corporation 7 Series/C210 Series Chipset Family USB xHCI Host Controller (rev 04)
00:16.0 Communication controller: Intel Corporation 7 Series/C216 Chipset Family MEI Controller #1 (rev 04)
00:19.0 Ethernet controller: Intel Corporation 82579LM Gigabit Network Connection (Lewisville) (rev 04)
00:1a.0 USB controller: Intel Corporation 7 Series/C216 Chipset Family USB Enhanced Host Controller #2 (rev 04)
00:1b.0 Audio device: Intel Corporation 7 Series/C216 Chipset Family High Definition Audio Controller (rev 04)
00:1c.0 PCI bridge: Intel Corporation 7 Series/C216 Chipset Family PCI Express Root Port 1 (rev c4)
00:1c.2 PCI bridge: Intel Corporation 7 Series/C210 Series Chipset Family PCI Express Root Port 3 (rev c4)
00:1c.4 PCI bridge: Intel Corporation 7 Series/C210 Series Chipset Family PCI Express Root Port 5 (rev c4)
00:1d.0 USB controller: Intel Corporation 7 Series/C216 Chipset Family USB Enhanced Host Controller #1 (rev 04)
00:1f.0 ISA bridge: Intel Corporation QM77 Express Chipset LPC Controller (rev 04)
00:1f.2 SATA controller: Intel Corporation 7 Series Chipset Family 6-port SATA Controller [AHCI mode] (rev 04)
00:1f.3 SMBus: Intel Corporation 7 Series/C216 Chipset Family SMBus Controller (rev 04)
00:1f.6 Signal processing controller: Intel Corporation 7 Series/C210 Series Chipset Family Thermal Management Controller (rev 04)
02:00.0 Network controller: Intel Corporation Centrino Advanced-N + WiMAX 6250 [Kilmer Peak] (rev 5e)
03:00.0 Unassigned class [ff00]: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTS5229 PCI Express Card Reader (rev 01)

当該部分は、以下。

2:00.0 Network controller: Intel Corporation Centrino Advanced-N + WiMAX 6250 [Kilmer Peak] (rev 5e)

ネットで調べてみたけど、分からなくなってしまった。そもそも、Free wifi じゃなければ普通に使えるから、変にドライバをアップデートするのも憚られる

今はwifi使いたいから、繋がらなくなったら再起動という運用対処にしておこうと思う。

それに、ググっても最新ドライバがどこにあるのか分からず…。さらに言うと、今使っているドライバのバージョンも分からず…。

かける時間の割に得るものが少ない気がするので、一旦ここでストップしよう。

【追記】

その後、なぜか普通に使うことができている。Free wifi のルータの調子か?それとも、日中だったので、利用ユーザが多かったとかが原因か?兎にも角にも、変にドライバをいじらなくて正解だった。気持ち悪いけど、一旦、このまま様子見とする。

作業時間の見積もりは1.5~2倍にしておいた方が良さそう。

社会人となってある程度の月日が経過したが、どうしても作業時間の見積もりが甘い自分がいる

ある程度の経験も積んだ。内容は頭では理解している。だから、気を抜く。想定が甘くなる。

幸いにも、年々新しい業務を任されるようになったり、自分で新分野にチャレンジしたりしているので、「毎年、同じ作業の繰り返し」という、僕が苦手な事はしないで済む。

一方で、新しい業務であっても、今までの経験から予測を立てるので、「この作業は*分で完了できるな」と思ってしまう。

そして、実際に取り掛かってみると、誤差があることが多い。理由は、予測では、「詳細含めた全部」をカバーできていなかったためだ。

不測の事態、緊急オーダ、完成度を高めるためのブラッシュアップ、創意工夫。

こういったことを含めて、作業時間を見積もるようにする。「これくらいでできるだろう」の1.5~2倍を見ておいた方が、最初のうちは良い気がする。

作業時間の予測誤差は、一つ一つは小さくても、集めると結構な誤差につながるので、自分だけでなく、周りを巻き込んだ業務スケジュールのビハインドを招く。

自分にも周りにも迷惑をかけず、よりクオリティ高い仕事をするためにも、作業時間の予測精度も日々上げたいところだ。

全体をつかむこと・つかみ続けると迷子にならない。

話も物事も、まずは全体像をつかんで、そして常に全体をつかみつつ思考したり、話したり、進捗させたりすることが大事だと、改めて実感した。

ごくごく、シンプルな話だ。

ただ、言うは易し行うは難しということで、意識して癖付ける必要があるスキルの一つだとも思う。

個人的には、だいたい以下のような感じだと思っている。書籍であれ、思考であれ、何であれ。

全体像の例示

上記を頭に入れ習慣化することのメリットは、書籍を読んだり人の話を聞いたりというインプットが得意になる、という点だ。ロジカル・リスニングとでも言うのだろうか。

要点を捉えつつインプットすることで、頭を整理しつつインプットすることもできるし、質問もしやすいし、記憶もし安い。

自戒をこめて。

アメリカでも看護師不足→調べていたら勢い余って論文を訳していた。

Nursing Shortage(看護師不足)でググってみたところ、こういう論文が出てきた。日本と同じようなことが書いてある。

アメリカでも看護師不足や、労働環境等の悪さ、そして高齢化が問題視されているように思われる。一つの論文を読んだだけに過ぎないが、感覚的には実際に現場で起こっているんだろうな、と思ってしまう。

Nursing Shortage

【参考サイト】Nursing Shortage

<Table of Contents>

Definition/Introduction

Issues of Concern
Aging Population
Aging Work Force
Nurse Burnout
Career and Family
Regions
Growth
Violence in the Healthcare Setting

Clinical Significance
Staffing Ratios

Nursing, Allied Health, and Interprofessional Team Interventions
Technology
Empowerment

Definition/Introduction(定義と序章)

  • 看護師は医療分野におけて欠かすことができない存在で、医療従事者の中で最大のセクションを構成している。
  • World Health Statistics Report(世界保健統計報告書)によると、世界には2,900万人の看護師と助産師がいて、うち390万人がアメリカにいるとされている。
  • また、同書によると、1年で100万人以上の看護師が追加で必要になるとも試算されている。
  • The American Nurses Association (ANA, アメリカ看護師協会)によると、2022年まで、アメリカで他の職業よりも多くの正看護師の仕事がある模様。
  • Nursing Times の記事によると、アメリカ労働統計局は、2020年から2030年までに、275,000人以上の看護師が追加で必要になると予測している模様。
  • 看護師の雇用機会は、2016年から2026年まで、他の職業よりも速い割合(9%)で成長すると予測されている。

Issues of Concern(懸念事項)

看護師は、「養育者の不足」、「高い離職率」、「労働力配分の不公平さ」などから、不足が続いている。看護師不足の原因は多岐にわたり、懸念される問題である。以下に、その理由を説明する。

人口の高齢化

全体として高齢化が進んでおり、団塊の世代が医療サービスの必要性を高める時代に突入している。今日、アメリカでは65際以上の高齢者が歴史上最も多くなっている。2029年、ベビーブーム世代の最後の世代が定年を迎え、65際以上のアメリカ人が73%増加し、2011年の4,100万人に対し、2910年は7,100万人となる。

人口の高齢化に伴い、医療サービスへのニーズは高まっている。現実には、高齢者は通常1つの病的症状にあるのではなく、多くの診断や併存疾患を抱えており、治療を要する場合が多い。全体的に人口は長寿命化しているため、医療サービスの利用も増加している。かつて末期だった疾患の多くが、現在では長期的に生存可能なっている。これらの長期的な病気の治療は、労働力に負担をかけている。

労働力の高齢化

医療サービスによって人口が高齢化しているように、看護師もまた、その人口と同様に高齢化が進んでいる。現在、50歳以上の正看護師がおよそ100万人いるが、これは労働力の1/3が今後10〜15年で定年であることを意味する。この数字には看護師教員も含まれており、少ないリソースでより多くの看護師を育成するという独自の問題もはらんでいる。看護学部の教師も不足しており、それが入学者数の制限につながり、看護学校が育成できる看護師数の制限にもつながっている。教師の減少や制限は、看護学生の減少の原因となり、その結果、プログラムや授業の全体的な質の低下につながる可能性がある。

看護師の燃え尽き症候群

卒業して働き始めた看護師の中には、この食魚うは自分が思っていたものとは違うと思う人もいる。また、しばらく働いて、燃え尽き症候群となり、離職する人もいる。看護師の離職率は横ばいになってきているが、それは何年も率の上昇を続けた結果である。現在、離職率の全国平均(全米平均)は、8.8~37.0%で、地域や看護の専門分野によって異なる。

キャリア(昇進昇格)と家族

さらに、看護師はまだ女性が多い職業であることから、出産を機に仕事を減らしたり、辞めてしまったりするケースが多いことも、看護師不足の一因となっている。復職する人もいれば、転職する人もいる。

地域

現在の不足と潜在的な成長は、アメリカの地域や区域を個別に見ると混乱することがある。いくつかの地域はナースが余っていて潜在的な成長も低いが、他のエリアは地域住民の基本的ニーズを全体として満たすのに苦労している。

看護師不足の金額も、地域によって大きく異なる。看護の専門分野によって、高い不足が地域によって見られる。重症看護師、分娩看護師、その他の専門職が、本当に不足している地域もある。

成長

アメリカでもっとも成長が見込まれるのは西武および山岳地域で、北東部および中江支部では成長が鈍化すると予測されている。定年者の多い地域えは、より高いニーズが見られている。これらの違いに関わらず、全ての州で、2022年までに少なくとも11%の成長が予測されている。

医療現場での暴力

医療現場での暴力は、看護師不足の一因となっている。精神的、身体的虐待の脅威が常に存在し、すでにストレスの多い環境に拍車をかけている。医療従事者の身体的そして肉体的な健康を損なうため、仕事への満足度や努力に悪い影響を及ぼしている。救急医療や精神科の看護師は、その患者人口から高いリスクにさらされている。

2008年から2009年に実施されたポーランドの研究によると、看護師は医療現場に関して最も攻撃に脆弱な職業であると結論付けられている。大きな声で話しかけられるという言語的虐待が、看護師が受けた最も多い虐待の形態だった。入院患者の看護師の方が、外来患者の看護師よりも、多くの侮辱を受けた。

医療従事者は全世界で暴力の高いリスクにさらされており、8〜38%が自分のキャリアの中で何かしらの暴力に苦しんでいる。

Clinical Significance(臨床的意義)

これら全ての潜在的な理由により、看護師の離職率が高まっており、その結果、人員比率に影響を与えている。人員比率は臨床的問題となる。

人員比率

臨床看護師(ベッドサイド看護師)が、マネージャの代わりに、看護師と患者の比率の許容基準を実際に決めることは、仕事の満足度や高い定着率、離職率の低下につながる。適切な人員配置は、エラーを減らし、患者の満足度を向上させ、看護師の定着率を向上させる。

看護師不足は、エラーや罹患率、死亡率の上昇につながる。患者対看護師率の高い病院では、看護師が燃え尽き症候群や不満を経験し、患者対看護理室の低い施設よりも、高い死亡率や救出失敗率を経験している。一部の州では、患者対看護師率を制限する法律が制定され始めているにもかかわらず、人員が不足すると必要性を満たすために比率が上がる。

看護、アライドヘルス(コメディカル)、および専門家連携チームによる介入

テクノロジー

電子カルテ(EMR)の導入や他の技術的進歩も、看護師の就職に影響を与える可能性がある。看護情報学のような専門分野がブームになっている一方で、看護師が直接患者を診る現場からいなくなることで、不足の問題を後押ししている。ベテラン看護師の中には、技術に苦労し、早い段階で離職してしまう人もいる。

エンパワーメント(権限委譲)

組織は、患者に最善かつ安全なケアを提供しながら、看護師のニーズに応えるために、創造的でなければならない。看護師の若返りと維持のために、看護師に権限を与え、やる気を起こさせる環境が必要である。ハイボリュームと急性期を考慮した人員比率の決定における自立性に権限を与えることで、燃え尽き症候群や強い退職願望の減少につながる。優れた看護プロセス、高い安全性、品質、患者満足度を提供するために、多くの組織が Magnet Certification(ANCC, American Nurses Credentialing Centerの資格)を支持し、求めている。

【ANCC】Magnet Recognition Program