「みる」ということと「慣れる」ということ。

机の上にたくさん本がある。興味があって購入したので、読むつもりだし読みたいと思っているのだが、仕事から疲れて帰ってくると睡眠を優先してしまうし、そういうケースが繰り返されると、いつの間にか本を意識していない自分がいることに気づいて、改めて驚いている。

「本がある状態」に慣れたのだろうか。脳が認識していないのか。自分がおもしろい状態にあることに気づくことができて、気分が良いし、「みる」ということに興味が湧いた。

俗にいう「ちゃんと見ていない」という状態なのだろう。意識してしっかりと認識・理解していないのだ。脳が慣れるとこうなるのか。

「みる」という同音異義語を調べてみた。様々な「みる」があるし、こういうことを考えた先人がいたから、たくさんあるのだろう。きめ細やかな心情や状態に着目して使い分ける日本語の美しさを感じずにいられない。

参考サイト

【漢字ぺディア】同音異義語 – 「みる」