月別アーカイブ: 2022年7月

やること。

「やりたい」と思うと、「やりたいを実現しようとする」から結局実現しない、と買いてある本があった。

なるほど。

その時から、「やりたい」ではなくて「やる」と言うように心がけている。

僕は「真面目に頑張る人が得をする社会をつくる」。

これが目標だし人生のゴールなのかもしれないと思っている。

理不尽なことを知ると、解決したいと思ってしまう性格。例えば、生まれ育った環境で人生の選択肢が狭まる現実があるとしたら、看過できない。

そのための方法として、アート×テクノロジーが、いや、もっと正確に書くと『アートとテクノロジーの調和』が必要だと考えている。

けれど、アート×テクノロジーが、もっと正確に書くと『アートとテクノロジーの調和』が根幹にある。

自分を顧みて自分の哲学を見出し行動するためにアートを、距離や時間を含めて環境の格差をなくしたり効率化するためにテクノロジーをそれぞれ使うことで、一人ひとりの行動が変わっていくだろうし、そうなる世界を僕は創る。

アート×テクノロジーを考える。〜オランダの試みから〜

人はそれぞれライフサイクルがあって、強引だけど、ある程度のカテゴリ分けができるのかもしれないし、それぞれのライフサイクルに合わせたテクノロジーの活かし方がある、ということを学んだ。

以下の参考サイトに記載の施設は、認知症患者だけが住める施設。一般的な医療施設を営んでいたが、利用者から「生活していない感じがする」という声が挙がったので、改革に乗り出したようだ。

デザインの観点が強いかもしれないが、そこに住む人たちが、自分なりのライフスタイルを確立して、仕事や創造的な行動などまで展開できているとしたら、ある意味アートと言っても良いのではないか。

以下の文章が印象的だった。

「私たちのやり方をそのまま真似るのではなく、自国の文化に合う形に置き換えていってほしいと思います。経済レベルや家族構成、仕事の内容、学歴などによってライフスタイルはさまざまです。その違いはとても大きく、『すべての人たちを一つのグループに押し込めても大丈夫』という単一社会は存在しません。多様性に焦点をあて、おのおのの生活パターンに近い形で過ごせる環境をつくる。認知症の人にとって、とくに重要なことだと思います」

参考サイトから引用

Web3やDAOが主流になる世の中では、今よりも個々人の考えやライフスタイルが尊重されるし、遠慮なく発信した方がより強いつながりを構築できるはずだから、もはやカテゴリというものは存在しなくなるとも思う。

この施設は、その先駆的な取り組みをしている気がする。勉強になった。

参考サイト

【Yahoo! Japan SDGs】スーパーも映画館もある、認知症患者だけが暮らす「街」―「普通に暮らしている感覚」を提供するオランダの試み

好奇心と自己資金の間から。

お金に対する考えというか、メンタルバリアを溶かさないといけないな、と思う。

今までもトライしていて、以前よりだいぶと改善していると思う。要するに、考えもせずに貯蓄だけするのではなくて、時には経験のために大金を払うということだ。

先日も mems 東京 オートグラフコレクションに宿泊した。今の自分にとっては思い切ってお金を使った部類になるわけだが、結果、とても良かった。自分の価値観や考えを成長させた、投資となった良い経験だった。

人生いつ終わるか分からないし、自分をレベルアップ・グレードアップさせた方が、残りの人生をより充実できるのは確実だから、投資と思ったら思い切ってお金を使う方が良い。

メンタルバリアを溶かすための、誓いの投稿として。

アート×テクノロジー|「野生の思考」の解説を読んで。

レヴィ=ストロース「野生の思考」を中沢新一氏が解説している100分de名著を読んだ。

正直、難解すぎて理解できなかったが、レヴィ氏の言う「構造」というものがどういう概念・考えなのか、ということは、人間の顔と魚を方眼・バランスで表現した図を見てからほんの少しだけ理解できた気がする。

理解できないままでも思ったことは、未開人や先住民たちが自然界をよく観察して、そこから真理を追求してきたということが、現代社会に当てはめるならアート×テクノロジーなのだな、という事だ。

全ての学問が「真理を追求するためのカテゴリ・プロセス・アプローチ・観点の違いなだけ」と今は思っているのだが、大雑把にまとめてしまうと「アート」と言えるのではないか。

一方で、テクノロジーは人間社会をより良くするためのツールであって、現代の人間に受け入れられているのは、人類の根底にある「進化」という琴線に触れているということと、自らの進化によって逆に自分達を追い詰めている状況の解決・共存(例:自然/環境破壊による異常気象など)のために必要だからだと思う。

よって、テクノロジーは必要だし、これからも必要だし、同時に人類を進化させていくのだろう。

そして、その人類の真理を明らかにしようとしているのがアートであって、テクノロジーと主に変化・深海している人類の真理は変化し続けているわけだから、アートも同時に、人類を進化させるだろうし、人類になくてはならない存在だと思う。

アート×テクノロジーは、人の人たる所以を多角的に捉えつつも、現実社会に実装していくプロセスなのではないか。

久々の東京出張。

最近は、今までの人生で一番やることが多いと言っても過言ではないくらい、タスクを抱えてしまっている。

正直、依頼しても返ってきてしまったり、クオリティが低くてクライアントに出せるレベルでなく、修正を依頼しても対応不可という意味のわからない返事が返ってきて結局、自分でするしかなくなる、という状況が続いている。

たまたまなのだろうが、返ってくるわ、クオリティを上げるのを拒否されるわで、残念に思ってしまうこともあるけれど、思っているだけでは状況は改善しないから、前向きに取り組んでいる。

そんな中、「自治体・公共Week」参加のために、久々に東京に出張できた。もちろん、出張中も仕事は捌かないといけないから、ゆりかもめに乗車している時もPCを開いて仕事していたが、久々のビッグサイトまでの旅路までもが刺激的で良かった。

竹芝のスマートシティの取り組み?も視察。綺麗な建物。トイレの利用状況が見える化されているとニュースで聞いたのでチェック。

なるほど、個室の天井にセンサらしき物体が設置してある。ディスプレイで満空がチェックできるって、思った以上に便利だと思った。あとは男女の区別なく利用できる形態にしている点も、好感度アップだった。

やはり人が多い。東京はなんでもできるな、と訪れる度に思う。地方とは違う。

良い刺激になった。来週からも全力疾走だ。