MacBookでExifを一括削除する方法

あれこれ調べたけど、以下が一番コスパが良いと思う。

端的に言うと、ExifToolというサードパーディ製のパッケージをDL→インストールして、ターミナルでコマンド叩いて処理する。

最高なのは、「コマンド叩いてすぐ処理できること」に加えて、『デフォルトでオリジナルをバックアップしてくれる』ところ。


ターミナル+ExifTool を使う方法

概要

ExifTool は強力なコマンドラインツールで、写真ファイルに埋め込まれたメタデータ(Exif/IPTC/XMPなど)をまとめて削除・編集できます。Homebrew 経由でインストールするのが手軽。

手順

  1. Homebrew がインストールされているか確認する
    ターミナルを開き、以下を実行。

    brew --version

    バージョン番号が表示されれば OK 。もし「command not found」と出る場合は、Homebrew(https://brew.sh/index_ja )の公式サイト手順に従ってインストールする。
  2. ExifTool をインストールする
    ターミナルで以下を実行。

    brew install exiftool

    インストールが完了するまで数十秒~数分かかる場合がある。
  3. Exif情報を削除したい写真を1つのフォルダにまとめる
    Exif を消したい JPG/PNGとかのファイルを同じフォルダに集めておく。
    ここでは仮にフォルダ名を ~/Pictures/test とする。
  4. ターミナルで対象フォルダへ移動する
    cd ~/Pictures/test
  5. Exif 情報を一括削除するコマンドを実行する
    exiftool -all= *.jpg
    • -all= は “すべてのメタデータを空にする” オプション
    • 拡張子が混在している場合は、それぞれ上記のように実行
    • 実行後、元のファイルとは別にバックアップ(拡張子 _original の付いたもの)が自動作成されるので、問題ないか確認したうえで不要なら削除。
  6. バックアップファイルを削除する(任意)
    rm *_original.*

参考サイト

ExifTool by Phil Harvey( https://exiftool.org/index.html