今更ながら考えてみると、ちゃんとした文章は、本のような扱いになるということが分かった。
洗練された情報のまとまりとして認識できる。
長い文章は苦手だった。
いや正直、今でも苦手だ。
僕はせっかちなのだ。
要点が分かれば8割は片が付く。
それで十分だ。
処理したいものは、他にも山ほどある。
使うパワーが少なければ少ないほど、より多くのパワーを他のことに費やすことができるという点も魅力的だ。そう、意志力は有限なんだ。
けれど一方で読書は好きで、ほぼ毎日本を読んでいる。
その違いは?
少し考えて、洗練度合いの違いを無意識に意識していたのだな、と分かった。
インターネットは誰もが情報発信できる良さがある一方で、その質が発信者に大きく委ねられるという特徴もある。本は、著者だけでなく、編集とか関係者が推敲・添削を重ねた結晶が出版されるので、質が高い(モノが多い)。
けど、ここで考え方を変えてみようと思う。最近は、ライティングが上手な人も多くなってきた感じがするし、一見難解な文章だけど、一生懸命トライしている結果を綴っているものもある。
周りのみんな、自分の先生だ。
すばらしいことを発信してくれている。
素直に学ぼう。
そして、返そう。
そうやって、みんなせ成長していけば、もっとよい社会になりそうな気がする。
そしてそう思えば、文章を読むことが、また一層楽しくなる気がしてきた