月別アーカイブ: 2022年9月

なんだかんだでやっぱりvi/vimに落ち着く。

プログラム開発する上で、開発環境はとても大切。今の世の中ではVScodeが人気があるっぽいけど、せっかちだしCUI大好きな僕は、結局viに落ち着く。

少し前からLinux Mintを使っていて、もちろんviを使っているんだけど、デフォルトだとゴリゴリのviだから、カーソル移動も、コマンドモードと入力モードを入れ替えないといけなくて、ちょっと面倒と思ってしまった。

だからといって環境設定すると、マシン依存(マシンごとに設定が必要)なので避けたい。面倒だ。僕は基本はデフォルトのままで使うたちなのだ。

ということで、超々今更ながら、vimを入れてみた。結果、非常にとても超快適。

sudo apt install vim の結果

上図は、「 sudo apt install vim 」の結果だ。

中段を見ていただくと分かるが、たったの34.6MBしかない。感激以外の何者でもない。

インストール容量も少ないし、サクッと動くし、そして便利。小規模開発ならこれで十二分。

vi/vimってやっぱり最強だな、と痛感した。

自治体DX推進手順書の改訂版をチェック。

2022年9月2日に、自治体DX推進手順書の改訂版(2.0版)が更改されている。

【総務省】「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」等の改定
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei07_02000139.html

一番スケジュールがタイトな「行政手続きのオンライン化」については、バックヤードのネットワークやシステムの構成概要や、手続きをデジタル化するための手順サンプル的な情報があるものの、どの課がどの作業を実施すべきかなどの具体的な内容についての記載に乏しいというのが正直な感想だ。

逆を言えば、各自治体でのやり方があったり、大人な世界の事情があったり?で、そこまであえて書いてないのかもしれない。国のやり方の常套手段なのか。

ただ当然ながら、原課としたら、通常業務で忙しい中で、具体的な手順も示されていないものに対しては、どうしても消極的になる。これが、日本でDXが進まない原因の1つだろう。

サンフランシスコでは、もはやDXという言葉も使われなくなったとYouTubeで目にした。「DXするのは常識」だから、とのことだ。

この差はどこで出てくるのか?なぜアメリカはDXが常識になっているのか?アメリカの民間企業だけか?行政もか?

疑問が出てきたので調べてみよう。これが、日本でDXを促進するネタになるかもしれない。

シビックテック講座でコンセプト・メイキングについて学ぶ。

ある程度の内容はnoteに記載したので、そちらを見ていただけたら幸い。

https://note.com/hata/n/n2da66f42f533

noteにも記載しているが、コンセプトをどの程度、抽象的に、または具体的に書くべきか分かっていない。自分のやりたいこと・やりたい気持ちの根っこにあるものを、上手に言葉や文字で表現する必要がある。

逆に言えば、抽象度や具体度というのはそこまで気にせずに、自分がやりたいことをどストレートに表現する言葉を選んだら良いということなのだろうか。

講義では「コンセプトが第一義にあって、その次に事業が来る。コンセプトなしでは、いろんな企画を考えても、なぜそれをやるのか?が人に伝わらない」と教えてもらった。

ここまで言われて、何となく分かった気がしてきた。

大義というか、情熱というか、夢というか、自分がどういうことを考えてなんの種に行動しているかを表現する北極星のような言葉、ということだろうか。

慣れない作業なので、他の情報源も参考にしつつ、しっかりと学ぼうと思う。何となくだけど、この内容は今後の人生においても、とても大事なことのような気がする。磨く。

自治体DX推進手順書などを再読

DX推進も生業としているビジネスマンとしてスキルアップすべく、再読した。

【総務省】「自治体DX推進手順書」の作成
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei07_02000116.html

  • 自治体DX推進手順書
  • 自治体DX全体手順書
  • 自治体情報システムの標準化・共通化に係る手順書
  • 自治体の行政手続のオンライン化に係る手順書
  • 自治体DX推進手順書参考事例集

ふわっとした中身ではあるものの、体系立てて記載されているので、基本的な考え方は理解できると思う。

それと、さすがに総務省のお役人が公表しているだけあって、きれいな日本語で書かれた文章。最初はとっつきにくいけど、慣れたらスラスラと頭に入ってくる文章だと思う(なので、文章のお手本としても読んでいて参考になる気がする)

読んでいて思ったのは、やはり以下の課題がありそうだということだ。

  • DX人材の育成と確保
  • 庁内体制の構築と機運醸成

まずはここからだと思う。

DX憲章を作ったとか、庁内体制を構築したという地方自治体は過半数を超えていそうだけど、実態は、形だけ作ったという地方自治体が多いのではないか、という肌感覚だ。実態は、DX担当や、DX推進を兼務している担当が四苦八苦していると思われる。

自治体も人がいないのだ。正確には、「やれる人がいない」のだ。

デジタル・ネイティブな若者世代に期待するのも厳しい気がする。スマホ使えるけど、ビジネスを考えるとPCが使えないといけないし、そもそも必要な知識が異なる。

若者以上の世代は、悲しいことに、デジタルの素養を持っている人材が不足しているのが現状だ。なんでだろう…。国策の失敗か?

また、根底にあるのは「減点方式」と「年功序列」という『公務員文化』だとも思っている。現代では、どちらもフィットしない考え方のはずだけど、40代以上の年代は、その文化に染まっているから、脳内DXがされていない人が大宗を占めているだろう。だから、自治体DX=国のDXは遅々として進まないのかもしれない。

とはいえ、そういう現状を打破するのが楽しい。あれこれ考えたけど、上述した2つが現状でのポイントと考える。

そして、両者とも「勉強会」や「コミュニティ」を庁内で構成するのが良いではないか?と考えている。興味を示す職員は、おそらく一握りだろうが、その一握りをまずはコアメンバとしてトレーニングしつつ、徐々に熱を広める=機運を醸成する。

並行して、ICT系スキルも基礎的な内容をレクチャする。

できれば、業務という感覚ではなくて、ワクワクする遊びという感覚で取り組める、庁内サークル的なムードにしたい。

できる気がする。前向きな職員が特をするやり方がある気がする。

Notionをダークモードにする。

Notionがとても優秀。iOS純正アプリ以外は、もう使えない。

夜でも作業する機会が増えてきたので、ダークモードにしたいと思って設定を見てみる。公式サイトの記載内容が古い?ようで、少し違っていたので、メモがてら投稿する。

手順は以下のとおり。
1.トップ画面の「Settings & members」を選択
2.「My notifications & settings」を選択
3.表示される「My settings」の下部にある「Appearance」で「Dark」を選択
以上

Appearanceの場所が違って戸惑った。なんとか発見できて、無事に設定完了。

区切り線が見にくくなるなどの弊害はあれども、黒背景に白文字って落ち着くし、何となく目に優しそうなので良い。

ダークモード設定画面

円安と今後のビジネスについてのつぶやき。

1970年代の昔は1ドル300円代だったようだけど、そこから2012年には1ドル80円弱まで円高になった。そこから、徐々に円安になってきている。

【参考・新電力ネット】為替レート(USドル/円)の推移
https://blog.google/outreach-initiatives/entrepreneurs/effective-founders-project/?utm_source=email&utm_medium=email&utm_campaign=september2022newsletter&utm_content=module2cta

2012年はイレギュラーな気がするので置いといて、詳細は把握できていないけど、日本が安い国になってしまったことなど、国際的に置かれている状況や立ち位置などを考慮すると、徐々に円安が続いていくのかもしれない。

日銀が介入して云々とかニュースでは言っているけど、それは日本の顕在的にも潜在的にも「力」がある場合だと思う。今の日本はどちらもないのかもしれない?

テクノロジーで国際的に戦っていく方針で政府はあれこれと施策を打ち立てているが、効果があったものがどの程度なのか…。

ただし、状況を嘆いていては何も変わらないので、引き続き、国内だけでなくて国外のマーケットも視野に入れたビジネスを考えていこう。

インバウンドは、外貨を国内に持ってくる良いチャネルだと思う。安い国には観光客も訪れやすいだろうからチャンスなはず。

あとは、介護系か。今は、世界的に観ると人口増加のトレンドだけど、人口が増加するってことは伴って高齢者も増えるはず。

若年層の価値観だと、介護はできるだけ外注して自分の時間を確保したり、自分の人生を充実させたいニーズが多くなるかもなので、今の日本でノウハウや実績を蓄積することが、ひいては世界で戦えるビジネス力を鍛えることに繋がるかもしれない。

他の分野もないだろうか。考えてみよう。

不安とリズム、そのための投資対象。

多くのタスクを抱えていると、どうやら使えてしまうらしい。いくらTodoを上に書き出して頭を整理しても、次から次に増えるタスク。整理して、一旦見ないようにしても、どうやら頭の片隅に残っているようで疲れが蓄積されていくような気がする。これは新たな発見だった。

【気づき】
・紙にTodoを書き出すと頭の整理ができるので良い。混乱を回避できる、という効果はある。
・ただし、書き出したTodoはサクッと処理するのがおすすめ。なぜなら、脳は無意識的にも意識的にも覚えていて気にかけているので、疲れが蓄積されていく(だろう)から。

どうしてもTodoが増えてしまう場合もあるだろう。自分のキャパをオーバーしていて、周りにサポートを求めようにも、周りも同じ状況だったら望み薄だ。

その場合は、僕の経験上、10~20%でもいいから、サクッとこなしてみることがオススメだ。そうすると、「チェック依頼」という形で上司に投げることができて、一旦自分からボールが離れる上に、「やった。(done!)」という気持ちが生まれるので楽しい。

【気づき】
・Todoは少しの完成度でも良いからサクッと着手してから、周りにチェック依頼=フィードバックをもらう。

その際は、リズムが大事だと思う。Todoの整理に時間がかかるような山のようなタスクを目の前にしている状況だと、どうしても億劫になってしまう。こういう場合は、リズムを生み出すコツを自分なりに持っておけば、良い気がする。

そして、自分の思うリズムで進めるための一要素に「作業環境」があると思う。例えば、PCとかノートとかペンとか。

そういう類のモノは、投資対象になると考えている。場合によっては新しいモノを求めた方が良いだろう。躊躇するかもしれないが、投資と考えて購入に踏み切るのもアリだと思う。

例えば、僕の場合はPCだ。会社のPCは阿呆みたいに遅く、自分のリズムを狂わされてしまう。これがかなりストレス。なので、(問題ない範囲で)自分のPCを使うようにしている。自分のPCは仕事以外でも使うので、ある程度、投資対象として、思い切ってお金を出して良いというか、出すべきだとか考えている。

【気づき】
・自分のビジョンや目的、目標達成のために何が必要かを考えて、投資対象かどうかを見極めることは結局得になる。時には思い切って決断して前に進む。

多くのTodoに圧倒されても、不安に潰されず戦い克服する、というか相手にならないくらいサクッと対処する実力をつけるためにも、自分のリズムと、そのための投資対象は見極めつつ成長していく。

小説やエッセイはアナログが、ビジネス書はデジタルが向いている気がする。

小説やエッセイは、夜にじっくりと、リラックスしながら、物語の世界観に浸って楽しみたいから、アナログ、即ち印刷された本の方が好ましい。

逆に、ビジネス書は、頭が冴えていてぱぱっと、検索もサクッとできて、効率的に情報をインプットできるからデジタルの方が好ましいと思う。

エッセイをKindleで読んでみたら、おもしろさが半分以上も損なわれている気持ちになった。本を買おう。

戦うことと自分を許すことのバランス

逃げちゃいけない。逃げるにしろ、前に逃げたほうが良い。

「逃げるな」と言われ続けてきて無理した人は、「逃げてもいい」と言う。そして、最近は「逃げていい」という風潮が強くなっている。良いと思う。ただ、バランスは意識した方が良いのではないか。

ややもすると、努力せずに「これも自分、だからOK。受け入れてくれる人と付き合えば良い」と変に甘えることになる。それだと、前には進めないのではないか。

状況によっては逃げるのはアリだ。一つの正解だと思う。ただ、反省して完全する意識をもって、前に逃げたほうが良いんだと思う。

他人を変えることはできないけど、自分を変えることはできる。

北極星が必要。

エッセイを書くにも何をするにも、何がしたいのか、どこをゴールにするのかを定める必要があるようだ。

ビジョンとか、テーマとか、コンセプトとか。そういう文字で表される要素だろう。確かに必要そうだし、あった方が文章も書きやすい気がする。そう思うと、日々を綴ったエッセイを書ける人は、それだけでも才能と呼べるのではないだろうか。

「日々を綴る」ということがゴールなのかもしれないが、無策だと本当に散文的というか、とっちらかった文章の集まりになる気がする。やっぱり、日々を綴るエッセイでも、なにか幹とか軸になるものはあるはず。

制作する側に回ると、単なる読みてとして消費するだけだった頃とは、異なる視線を得ることができる。おかげで、もっとちゃんと本を読むことができる気がする。

書き手と読み手の関係って、楽しい気がしてきた。

まずは自分の北極星を探して、文章を書いていこうと思う。