Bose Sound Bar 900を買ってみた。→突如の音声出力なし。しかもNHKのみ。
最近「音響設備はお金をかけて良い分野」と改めて思ったので、思い切って Bose Sound Bar 900を購入した。

今まではテレビそのままだったので、その効果は歴然たるものだ。声が耳の近くで聞こえる。高温低音などもスマホアプリで調整できるし、低音好きの僕としては満足の品だ。やはり、買ってよかった。
ところが、突如としてNHKのしかも1chのみが、音声出力されないという謎の現象が発生した。今まで出力されていたのに、本当に突然。なお、2ch(Eテレ)は出力されるので、本当に謎である。
調べたところ、テレビのオーディオ設定で「PCM固定」にすれば解消するということで、やってみたら、本当に解消した。PCM固定にする前は、「オート」だった。
ちなみに、使用しているテレビは、SONY のBRAVIA。
https://www.sony.jp/bravia/products/KJ-X8500E/spec.html
オーディオの勉強を始める。
オーディオの知識がないので、全く理解できない。なぜPCM固定で出力されたのか、そもそもPCMとは?という感じ。
少し調べてみたところ、PCMとはPluse Code Modulationのことで、パルス符号変換という変調方式の一つらしい。アナログ信号をサンプリングして、デジタル信号に変換する。
テレビで「PCM固定」とすると、テレビ側でデコードして出力する模様。
ここからは予想だが、「PCM固定」にしたことでNHK(1ch)の音声出ない問題が解消されたということは、NHK(1ch)のみがPCMエンコードされているということか?ただ、入力ソースって地デジだから、NHK(1ch)のみがPCMエンコードされているって考えにくい…。なぜなら、他局がビットストリーム(デジタルスルー)で地デジ配信しているというのは、転送容量が巨大なので技術的には可能だけど実用的にはNGだと思うから、考えにくいというか、ほぼ確実にそんなことしないはず。
では、そもそもなぜテレビ側で「PCM固定」とか「オート」とかあるかというと、地デジ意外にもNetflixとかPrive Videoとかインターネット経由で視聴できるコンテンツがあって、そういったものはPCM意外の例えばDolby Atomosなどのサラウンド対応のリッチな変換技術が施されているだろうからだろう。
ということで、つらつらと記載したが、やっぱりNHK(1ch)問題が「PCM固定」で解決したことが腑に落ちない。
「PCM固定」で考えられるデメリット
地デジならおそらく問題ないだろうが、Netflixなどの他の入力ソースの場合には、「PCM固定」とすることで(テレビ側でデコードすることで)、ダウンサイジングされてしまって、例えばサラウンド5.1chのソースが2chになってしまうという、残念な結果が出てしまうことも想定される。
これは本当に避けたい。より良い音を聞くために買ったBose Sound Bar 900だ。その実力をフルに出したい。
さらに勉強を進める予定
ブラビアを再起動しても解消しなかったので、最終手段としてBose Sound Bar 900をリセットしてみるか、けど関係なさそうだし…と思案中。もう少し勉強してから、リセットするかな…。
もしくは、ブラビアを買い換えるか…。購入当初から、メニュ切り替えの動作もっさり感には不満を抱いていたし、インタフェースも HDMI eARC (HDMI Enhanced Audio Return Channel)に対応していないし、買い換えるには良いタイミングなのかもしれない。