定性的な表現は、それぞれの感覚による。
- がんばっている
- いそいでいる
- 焦っている
など、そういう感情的なものの表現は、話し手と受け手の理解に差が生じる。
おもしろいのは、話し手も受け手も、それぞれの定義で話をして、それぞれの定義で受け取って、それを不思議だと思わないから、お互いが意思疎通できていると場合があることだ。
ミス・コミュニケーション。けど、ミスじゃないコミュニケーション。
よくよく話を聞いて、できるだけ定量的に、具体的に確認し合うと「あれ?そんな程度だったの?全然忙しくないじゃない、それって」ということが起こる。
キャパシティの問題ってのもあるのかもしれない。
そして、さらにおもしろいことは、そういう定性的な表現やコミュニケーションの方が、人を感動させられる・共感させられるかもしれない、ということだ。
定量的な表現はとても分かりやすいけど、どうも左脳で受け取る感じ。
定性的な表現は、あやふやなことが多いけど、共感を得られる。
人間っておもしろい。l