DX・スマートシティ関係で考えたことのメモ。

最近はNFTでのまちづくりの取り組みが盛んになってきていると思うけど、両輪で考えたいのは、やっぱり人材育成だと思った。

僕はテクノロジ大好きだけど、あえていうならば、テクノロジは所詮ツールであって、目的ではない。スマートシティの目的は「住民のWell-beingの向上」だ。そのためには、内発的な要素が必須だと考えている。

内初的な要素=自分の内側から湧き出てくる何かを明確にするために、必要なのは「思考」であって、

  1. アート・シンキング
  2. デザイン・シンキング
  3. ロジカル・シンキング

が、人の発育・発達状況に応じて活用することが、きっと大切。

NFTとかでのまちづくりは、関係人口の増加がだいたい目的になっていて、それはつまりテクノロジをプロモーションの材料にして、その地域の知名度を向上させることが第一義となっていると理解している。

かつ、新目のテクノロジを活用するってだけで興味を持ったり参加したくなったりする人がいるだろうから、知名度アップに加えて交流人口増加の期待・確率も高まるのかもしれない。

とはいえ、重ねるがやはりツールなので、飽きたり興味が薄れてしまうリスクもある。自分の外側から持ってきたものは、なんであろうとこうなる運命にあるように思う。だから、自分の内側から湧き出すなにかが必要だろう。

特にアートは、「自己探究、表現、創造」が本質だと思っている。そして、それらの行為は、自分との対話=自分の内面から出てくるものであって、場合によっては継続的に何かを生み出す人を育てることにつながるのではないか。

ひるがって持続性についても少し述べたい。資本主義で持続性を担保するためには、平たくいって「儲かるビジネス」になるかどうかが、非常に重要。人材育成のビジネスの難しさは、「効果が出るまでの時間が長い」「効果が出るか・習得したものをどう生かすかがイメージしづらい」「受益者と出資者が異なる場合がある」だと思う。

ただし、これも、これからの時代=Well-beingが注目される時代になれば、きっと社会の受け入れ方が変わったり、市民権を得られたりすると期待している。

ぐだぐだ書いたけど、やっぱり「アート・シンキングを活用した人材育成ビジネスを展開して、国力をあげる」ことをしたいってこと笑