会話における言葉の定義。

同音異義語って、ままあるもんだ。

人は、自分の言葉で会話をするから、いわゆる「同音異義語」的なものがあって、お互いが会話をしているつもりでも、実はすれ違っているだけ、ということもある。

今までも経験してきたことだが、最近も経験した。

例えば、「これはもう、腹を括るしかない」という言葉。

炎上案件の真っ只中で3ヶ月ほど経過している中で、社内メンバから「腹を括るしかない」という発言があったが、どうやらここでいう「腹を括る」とは、『今の案件のお客様専属のチームを、10年とかの中長期スパンで構築して対応していくしかない」という意味らしい。

そうとは知らず、単に炎上案件でも逃げずに最後までやり切る、という意味で「腹を括る」と言っていると解釈していた。だから、いくら経っても会話が成り立たないし、こちらもがんばっているのに、意思疎通というか、信頼関係が築けなかった。

ちゃんと話を聴くって、傾聴に加えて理解もするってことで、そのための質問も適度に行うのが吉。

よく話をした方が良いってことか。言葉の定義って、辞書的なものはもちろんあるが、各自のオリジナリティある意味合いや使いかもされているケースがあるから、同音異義語だなって思う。

今後は、少しでも違和感があったら、意味を確認するようにしよう。できるだけすれ違いの少ないコミュニケーションを心がけるために。